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Buck wheat project

蕎麦プロジェクト

蕎麦で棚田を守る

Soba Project:
蕎麦の里を目指して

杉浦農園では、里山に広がる耕作放棄地を新たな命で満たすため「Soba Project」を立ち上げました。耕作されなくなった土地を利用して蕎麦を栽培し、収穫した蕎麦粉を地域の蕎麦屋や個人に提供しています。2024年からは里山保全のNPOと協力して、蕎麦の里作りを目指すことになりました。地元の人々と一緒に、持続可能な農業を実現し、未来に繋がる蕎麦の文化を築いていきます。

耕作放棄地利用
新たな命を吹き込む挑戦

長年手入れされていなかった耕作放棄地に新たな命を吹き込み、蕎麦の栽培を始めました。自然に還りつつあった土地を蘇らせるため、土壌改良や適切な水管理を行いながら、環境に優しい農法を実践しています。耕作放棄地の再生は地域にとっても大きな意味を持ち、若者たちが農業に関心を持つきっかけにもなっています。耕作放棄地は水の便が悪いことが多く水田位は不向きですが、水の不要な蕎麦の栽培は土地を再び活用し、地域の風景を美しく保つための重要な取り組みです。

地元との連携
蕎麦の里としての繁栄を目指して

Soba Projectでは、収穫された蕎麦粉を使った蕎麦店を地元に開業し、蕎麦文化を発展させることを目指しています。将来的には、この地を「蕎麦の里」として発展させ、観光資源としても利用できるよう、夢を抱いています。このプロジェクトは、地域全体が協力して蕎麦を育て、里山の魅力を全国に発信する可能性を秘めています。

収穫した蕎麦で振る舞う蕎麦会

杉浦農園では、収穫された蕎麦粉を使い、地元の人々やボランティアが集うイベントで、出来たての蕎麦をその場で振る舞って楽しんでもらっています、このイベントを通じて、地域の方々と触れ合い、耕作放棄地が生まれ変わる喜びを共有しています。蕎麦を通じて地域のつながりを深め、自然と共に生きる農業の楽しさを感じていただける機会です。

蕎麦粉を使ったメニューのご紹介

画像はイメージです

そば粉のパンケーキ (ブリニ)

そば粉を使った小さなパンケーキ、ブリニは、香ばしい風味とふんわりとした食感が魅力的な一品。シンプルながらもそば粉のコクがしっかりと感じられ、そのままでも十分美味しいですが、食べ方を工夫することで無限の楽しみ方が広がります。

朝食やおやつにぴったりで、見た目の可愛らしさもポイント。食卓にちょっとした特別感をプラスできる万能なメニューです。

材料

a.蕎麦粉 300g
b.全卵(M寸) 3個
c.塩 3g
d.有機豆乳 300g
e.炭酸水(冷やしておく) 400~500cc
f.サラダ油 少々

作り方

① ボウルにa~cの材料を入れ泡だて器で大まかに混ぜる。
② 1に計量した豆乳を一度に加え大まかに混ぜ合わせる。
③ 2に2~3回に分けて硬さを見ながら炭酸水を加えながら全体を混ぜ合わせる。
④ テフロン加工のフライパンにペーパー等で薄く油をひき弱火で温めておく。
⑤ 4で温めたフライパンにレードルで約150gを目安に流し入れ、弱火のままゆっくり焼く。火が通ってきてきつね色に焼けてきたら、裏返してかるく焼き上げ平皿等に取り出す。
⑥ 好みの具材やチーズをのせてピザ風に焼き上げたり、カットしてクリームチーズやスモーク類をのせてオードブルにも。

お酒とのマリアージュ

合わせる具材によりますが、日本酒をはじめワインとも相性よく、少し辛目から好みに合わせていくと良いでしょう。

【一例】そば粉のパンケーキにチーズをのせてオーブンで焼いてドレッシングで和えたサラダと生ハムをのせる。

これに、やや辛口の日本酒や軽めの白ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。

画像はイメージです

そば粉のパスタ (ピッツォッケリ)

北イタリア、ロンバルティア州ミラノの北にヴァルテッリーナ渓谷のある町の郷土料理として知られるそば粉のパスタ、ピッツォッケリは、素朴で香ばしい風味が特徴。幅広の短いリボン状の形がユニークで、バターやチーズ、キャベツやジャガイモと合わせた濃厚でほっこりとした味わいが魅力です。

そば粉の独特の香りとコシのある食感が、心地よい満足感を与えてくれます。温かい家庭料理として愛されてきた一品で、寒い季節には特にぴったり。シンプルながらも心温まる一皿で、イタリアの家庭の味をぜひ楽しんでみてください!

材料(パスタ)

a.蕎麦粉 250g b 強力粉 50g c塩 4g
b.強力粉 50g
c.塩 4g
d.ぬるま湯(40度) 130~150cc
e.打ち粉(蕎麦粉か強力粉)

作り方(パスタ)

① ボウルにa~cの材料を入れ混ぜ合わせる。
② 1に約40度位のぬるま湯を半量入れざっくりと手で混ぜながら残りのぬるま湯を入れこねていく。
③ 生地がまとまったらラップで包んで30分~1時間ほど寝かせて、たっぷりと打ち粉をした台で麺棒を使いのばす。
④ やや厚め1.5~2mmくらいを目安にのばしたら幅1cm長さ5~6cm位に切る。重ねるときはくっつきやすいので、打ち粉を多めにしておくと良い。
⑤ 湯で時間は好みにより1~2分程。

材料(パスタソース)

a.にんにく 1片
b.バター 30g
c.セージ 1本
d.じゃが芋 L寸 1個 乱切り
e.ちりめんキャベツ 幅2cm、長さ5cm程度の大きめに切る(一般的なキャベツでも可)
f.粉パルミジャーノチーズ 30g

作り方(パスタソース)

鍋に少量の塩を入れて沸騰させた湯にじゃが芋を入れ2~3分程したらキャベツを入れ5~6分程したら 蕎麦粉のパスタを加え茹で上がったらざるにあけて湯を切る。
大きめのフライパンにバターを溶かしスライスしたにんにくとセージを入れ香りを出しながら薄いきつね色に焼いていく。
1の湯で時間の間に2の作業をしていき、茹で上がった1を2に入れパルミジャーノチーズと塩コショウで味付けていく。

お酒とのマリアージュ

一例に挙げたパスタソースだとやや軽めの赤ワインやコクのある白ワイン。
日本酒だと山廃仕込みや秋上がりの旨味系のお酒が合います。
和風のソースや具材の時はそれぞれに好みと一緒に合わせていかれると良いでしょう。

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杉浦農園の特産品を販売中

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蕎麦の種蒔き 令和6年8月24日・25日